10円玉が酢やタバスコでピカピカになれば、それはブラス(黄銅 真鍮)一般に知識の応用が可能
黒ずんだブラスのリングがあります。
ブラスは黄銅(真鍮)と言われていて、
- 銅の一種
です。
銅と言えば10円玉でおなじみのように、
タバスコや酢に漬けておけばキレイになります。
身近な知恵は10円玉に限らず、
本質的な理解の元、
他の物質へも応用してください。
本日は
でこのリングをピカピカにしてまいります。
- 10円玉をキレイにするタバスコや酢の仕組み
でこのリングをピカピカにしてまいります。
ブラス(黄銅)は酢酸に漬けることにより、酸化銅が酢酸銅と水に戻る
はじめに容器を用意します。
それに酢を入れて、
- 黒ずんだブラスのリングを浸します。
容器の中では化学反応が起こる
ので、
- 汚れもの専用
を用意してください。
汚れもの専用ステッカーも作りました。
よかったら買ってください。
食べ物に使う容器でやると怒られる
からです。
私、一個人のコメントとしては、
- 洗えば取れる
のですが、
気持ちの問題で、
- 気持ちが悪い
場合、
怒られてしまう
怒られてしまう
ので、
専用の容器を作ることをオススメいたします。
専用の容器を作ることをオススメいたします。
銅の黒ずみは、
- 酸化銅で、
- 酢酸に漬ける
ことによって、
- 銅と水
に戻ります。
化学を知らない人は、
この黒い状態を、
- 汚れ
と思うらしいです。
- ですが、安心してください。
- 空気に触れて酸化している状態
なだけです。
- 何も汚れてはいません。
化学式は、
- CuO(酸化銅)+2CH3COOH(酢酸)→Cu(CH3COO)(酢酸銅)+H2O(水)
です。
ピカピカにする方法で銅か?銀か?見分けがつく
- 銅か?
- どうか?
あっ、ダジャレではありません。
- 銅か?
- どうか?
を確認する方法も、
- 表面が黒ずみ酸化するか?
- 酢に漬けて黒ずみが取れるか?
です。
表面が黒ずみ(酸化し)、
酢に漬けて黒ずみが取れれれば、
銅であることが確定します。
もし、表面が黒ずまなかったり、
酢に漬けても黒ずみが取れない場合、
それは銅ではありません。
化学はこうやって消去法で確認してゆきます。
シルバー925は磁石につかなかったり、
黒ずみは硫化で、
磨いて硫化膜が取れる
ことで銀製品である
ことを確認しました。
- 元ビルメンが教える シルバー 925 の見分け方について
- https://www.onechan1977.com/DIY/howtodistinguishsilver
かなり黒ずんでいたので、
一夜酢に漬けてみました。
酢から上げたあとも中性洗剤を使って洗えば、
こんなにキレイになりました。
あの黒ずみが嘘のようです。
こちらがビフォーです。
こちらがアフターです。
別の角度からビフォーです。
こちらがアフターです。
まるで違う製品になりましたね?
- 元ビルメンが教える 黒ずんだ真鍮のウォレットチェーンをピカピカにする方法
- https://www.onechan1977.com/DIY/PIKAPIKAnaBrass
貴金属のほとんどは、
- 酸化で黒ずみ、
その黒ずみを取るだけで見ちがえるような輝きを取り戻すことができます。
それは何度も申し上げますが、
- 汚れ
ではありません。
だからこそ、貴金属であり、
- 宝飾品に利用されてきた歴史
があります。
それは
からです。
- 化学変化によってできた物が、
- 化学変化により、
- キレイになりやすい性質を兼ね備えている
からです。
金や銀や銅でさえも、
- 身近に物質として存在する
ので、
- 金山や銀山があります。
それは空気中をさまよったり、
変化をかさね、
移動することにより、
金山や銀山で発掘されたりしています。
なので、基本、
です。
- 自然界にある物質
です。
- 酸化も化学反応ですし、
- 還元も化学反応です。
さまざまな物質が反応することにより、
- 黒ずんだり、
- 黒ずみがとれたり、
- 輝きを取り戻す
ことができるのです。
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