2022-06-10 DCモーター3

電力を必要としている国で原発反対や火力発電の停止を叫ぶ不思議


電力需給の逼迫が叫ばれております。


それにもかかわらず、

  • 原発は再稼働が停止していて、
  • 企業へも電力抑制が指示されている

ので、何とも心もとない状況であります。


そこで本日は、

きたるべき夏に向けてエアコン需要が高まるのですが、

省エネの観点からDCモーターの宣伝をかねて

考察してまいりたいと思います。

2022-06-10 DCモーター1


交流ACモーターと直流DCモーター 送電用と動力用


電力については、

大まかに直流と交流があります。

  • 直流はDC(Direct Current)と言って、
  • 主に電池やバッテリーが有名で、
  • プラスとマイナス

があります。

それに対して

  • 交流のAC(Alternating Current)があり、
  • 主に家庭用コンセントが有名で、
  • プラスとマイナスが交互に切り替わる

電力です。

電池はプラスとマイナスが逆であれば動作しません。

一方の家庭用コンセントはコンセントにさせば使えるので、

プラスとマイナスはなく、

交互に切り替わることによって電力が供給されています。

一般に動力を動かす場合、

  • 直流の方が効率がいい

です。

車のバッテリーしかり、

  • 少ない電力で効率よく動力が回せます。

一方の交流は安定しているので、

家庭用のコンセントに電力を送るのに適しているので、

  • 送電線からの電力供給は交流

が基本です。

電気代の節約はW数が少ないものを選ぶ


そこに来て、

夏場の電力消費の筆頭である、

エアコンを考えるとき、

  • エアコンは最低400W以上を消費します。



2022-06-10 DCモーター2

扇風機は40Wから50Wです。

2022-06-10 DCモーター4

そこにきて、

DCモーターの扇風機は、

  • 20Wから30Wなので、

DCモーターの扇風機は、

省エネにもなりますし、

同時に電気代の節約にもなります。



電気代の節約に関しては、

各電気器具の消費電力のW数を確認して、

  • W数が少ないもの、

を選べば電力がかかりません。

とは言え、

  • W数が少ないと言うことは、
  • 電力消費も少ない

ので、

  • パワーが足りない

ことも意味します。

ですが、DCモーターは、

電気を考える場合、使うパワーと必要な電力を計算しなければコントロール(管理・制御)できない


電気代の節約に関しては、

  • 使う電力と、
  • 使う動力が必要とするパワー

を考える必要があります。

電気代を節約しても、

求める動力のパワーが足りなくなれば、

元も子もありません。

コストパフォーマンスを意識して、

節約しつつも、

支障を与えない範囲で

落としてゆくことが理想だからです。

直流と交流に関しては、

電車によっても、

  • 直流で走っている電車と、
  • 交流で走っている電車

があります。


それは電力会社の送電線が交流なので、

交流の方がそのまま使用できるからです。

逆に言えば、直流であれば、

コンバーターなどの変換する機材が必要で、

そういった変電設備がなければ、

利用できない問題が隠されております。

日本には電力の問題があります。

  • それは原子力発電所がいまだに停止していて、

かつ、

SDGs(エス・ディー・ジーズ)の関係から、

  • 火力発電においても、制限がかけられている

からです。

ですが、よ〜く考えてほしい点は、

  • 我々は常日頃、電力を利用し、

かつ、

  • かなりの電力を消費している

からです。

逆に言えば、

  • 原子力発電や火力発電を使わないのだとしたら、
  • 使う電力を制限してゆかないかぎり、
  • 成り立たない

からです。

お金も電力も限りがありますが、

使ってゆくかぎり無くなりますし、

もし、使うのだとしてら、

それなりのコストを支払わなければ、

電力として維持できなくなるおそれがある、

今日この頃です。

省エネや省電力もさまざまためしてみることによって実感できます。

そして、たとえ省エネのDCモーターの扇風機だとしても、

さかり猛暑ともなれば、

エアコンのスイッチに手をかけ、

  • 20倍以上の電力を消費してしまう

からなのです。