日本銀行

財政赤字を気にしない国 日本


折しも参院選なのですが、政治がどうこう言う次元の話ではないと思っております。

それを思わせたのは藤巻健史氏の『日銀破綻』です。

昔から日本の財政についてけっこう不思議に思っていて、ウチの父親がJRなのですが、国鉄の長期債務とかもけっこうな金額があったのに、今、議論されていませんよね? 
 

2016年度末時点で17兆6570億円もまだ残っているのです。

郵政民営化も財政が厳しいことから民営化されましたが、今は利益を上げるどころか?

さまざまな問題を抱える組織となってまいりました。 


上げるどころかかんぽ生命でノルマきつくて問題になってますよね?

そういう不思議な現象が土台にあって、ああなるほどな? って思ったのが、『日銀破綻』です。

リーマンショック以降、世界景気は冷え込みましたが、世界的に財政出動をし、景気回復を模索しました。

が、日本だけその財政出動をいつまでも続けている状態です。

アベノミクスは株価を買い支えによって操作する経済政策


アベノミクスという言葉はみなさんも聞いたことがあるかと思います。

実際、アベノミクスは株価を操作する政策で株価だけは高かったのです。

アベノミクスで「景気が回復した」と言うとき、回復したのは実体経済ではなく、この株価のことなのです。

去年の年末に株価が急速に下がりました。

その際に問題となったのが日銀のETF(上場投資信託)買い入れってヤツです。

その買い入れの模様は以下のURLより毎度確認できます。


ETF(上場投資信託)とは金融商品で、

  • 日経平均やTOPIXに影響のある様々な株の銘柄の詰め合わせ

で構成されている金融商品です。

なので、日経平均で株価が下がったさい、日銀が公式オペレーションとしてETFを買い入れします。

それで株価が回復しているのです。

まるで茶番のような経済政策なのですが、一部で信仰に近い支持者がいるのでやっかいであったりします。

ですが、その財源には年金も含まれていたりします。

グリフという年金の運用団体も同様にETF買い入れをおこなっているからです。

まさに政府と日銀とグリフの一蓮托生の関係が今の日本経済や日本財政ということができるのかもしれません。

日経平均が下がったらETF買い入れをおこなうのが異次元緩和


今も株価が下がっていて、日銀がETFにて買い支えをおこなっております。

ですが、下がったところで購入しても上がったタイミングで売却しなければ日銀は一銭の得にもなりません。

もちろん、株は海外の投資家も購入してますし、日本の投資家も購入しています。

株は下がれば買われますが、下がれば日銀がETFで買い入れをおこなうので、それを期待して他の投資家も買いはじめます。

なので、日本の株は買わない方がいいのです。

グリフのように年金など運用する多額のお金も入ってますし、年金を支払わなければいけない段になればそのお金は株式市場から抜かれることになります。

とは言え、株価は下がると困るので日銀が買い支えているのですが、本当に下がって実質的に戻らなくなったら THE END です。

これが

  • 出口なし

と言われているゆえんです。

グリフが投入している年金のお金も、今までの含み益がとび、含み損になれば売却できなくなります。

その

  • 損益分岐点は19,500円

と言われております。

日銀がETF(上場投資信託)買い入れで実質介入しているので、今はユニクロでさえ立派な国有企業です。

昔の国鉄に逆戻りな感じなのだと思います。

ユニクロと言う民間企業の株価が低いと困るので、日銀が株を買い支え、お金を入れている感じです。

それが実質的に日銀のお金が必要なくなるぐらいまで株価が回復し、個人投資家や海外投資家が好んで買うようになれば問題ないのですが、今のまま、株価が下がったら日銀が購入ということを繰り返していると、誰も株を買ってくれる人がいなくなってしまいます。

実質的に企業が成長していないので…。

老後2.000万とか…。

正直、どうでもよい話です。

今は虚飾にまみれた株価を健全な状態に戻すようなお金の使い方をしないと、日本はこのままダメになってしまいます。