金(ゴールド)は商品である


お金が信用である話はこちらでしました。

そして、今、金の価格が上昇しています。

同じく、ビットコインの価格も上昇しています。

市場にはお金と商品があって価値と価値が取り引きされております。

そして、金の価格が上がっているということはお金と商品で言ったら商品の価値が上がっていることを意味しているのです。

そのことを分かりやすくお伝えいたします。


お金は信用であり、価値の概念である


お金で1.000万円あったとします。

お金は信用なので1.000万円分の価値を中央銀行の信用で与えております。

今、そのうち900万円が金へ投資されました。

残りの100万円だけ現金で持っています。

それも同じ1.000万円なのです。

どういうことが起こっているのか?と言うと、1.000万円の現金が900万円の金の現物と100万円の現金に変換されたことが分かります。


お金ではなく資産と言う考え方


つまり、これは資産という考え方で貯金大好きの日本人には考えにくい考え方なのですが、1.000万円分の価値が900万円分の金と100万円分のお金で保存されていることをあらわしているのです。

なので、そこには今、1.000万円あるのですが、その内訳は商品としての金が900万円分と、お金としての現金が100万円ある計算になります。

それを1.000万円の資産という形で表現しています。

市場にはお金と商品があるので、この商品の方へ多くお金が流れれば当然、流通しているお金の量が減ってしまいます。

なので、物は売れなくなりますし、商品の価格を下げてでも販売しようとするため値段を下げはじめます。

ですが、それでも商品が買われ、ますます商品の方が多くなると、今度は流通しているお金自体が足りなくなるのでお金の価値が著しく低下して日銀破綻やハイパーインフレーションを招く結果となるのです。


ビットコインもブロックチェーンと言う商品


ビットコインも金と同じでブロックチェーンという現物です。

つまり、商品なのです。

金もそうですが、ダイヤやプラチナも貴金属で現物市場です。

一方でお金はドルや円があり、その信用で日経平均やダウ工業株や債権市場があったりします。

商品は現物で、現金と価値が取り引きされます。

一方のお金は信用で信用と信用が取り引きされます。

ですが、金の価格上昇に見られるようにお金が一斉に商品の現物市場へ流れるとき、流通しているお金の量が低下するのでお金の回りが悪くなってしまいます。

だから中央銀行は金利を下げたり、企業の債権を購入したり、日経平均を購入して株価を吊り上げたりしているのですが、こうしてお金はますます信用を失ってしまうのです。

つまり、先の1.000万円というお金は価値の概念として存在していて、実は900万円の金と100万円の現金でしたとなったとき、その1.000万円は100万円分しか市場に流通していない謎が解けるのです。

残りの900万円では金が買われていて、金という商品で持っているということです。

たとえば10万円の定額給付金もそうなのですが、それは全国民へ配られます。

ですが、それはお金が回って経済が循環しているうちは効果的なのですが、たとえば何か物を買えば物として保存されます。

食べ物は食べないと生きていけません。

その分は回ると思います。

ですが、その他の商品へお金が流れるとき、それは商品を買って、商品で価値を保存または消費しているのです。

それが回らなくなって、商品が尽きるとき、いよいよお金への信用が失われ、財政破綻や日銀破綻が起こり、ハイパーインフレーションになるのです。

以上、金(ゴールド)価格の上昇が物価上昇のサインであることに気づけない人に伝えたい話でした。