常識 (1)

荒れるレバノン 悪化する治安


まるでこの世の終わりのようにレバノンの首都ベイルートで大爆発が起きました。
73人が死亡し、3.700人がケガをしたと報じられております。


当ブログでもレバノンがデフォルトし、中央銀行が破綻して燃やされた話や、それにより通貨が70%下落し、荒れている話をしました。

破綻した国家では他にアルゼンチンやベネズエラがあります。


いずれにしても新型コロナウィルスのもっとも怖い面はウィルスの問題もありますが、この財政破綻です。

そしてこれは資本主義の構造的な問題で、棚上げされていた財政赤字の問題が新型コロナによって無収入の状態が長期に及んだため、顕在化してきた問題だと思って見ています。

つまり、たまたま新型コロナで破綻したような感じとなっておりますが、もともと財政的な赤字が続いていてそれを先送りしてきた国家の問題となります。

日本は皮肉にもその最先端を進んでおり、次の候補として最も有力です。


なので、レバノンやベネズエラをウォッチしておけばある程度の対策をとることができます。

財政危機は経済的な自殺者と犯罪者を増やす


ベネズエラもそうなのですが、やはりデフォルトのような財政危機は経済的な自殺者を増やします。

そして、レバノンも殺人や強盗が増えていて、軍もあるのですが、財政上、肉なんかを節約したりしてつなぎとめている感じです。

そして、今は軍も警察もあるのですが、軍も警察も維持できなくなると完全に無法地帯となります。多分…。

お金があるうちはそういったことを考えられないのですが、ですが、日本でも国家権力の汚職が増えているように、お金のない国の兆候は不正がまかり通るところです。

そして、それはけしからん!的になるのですが、一番の問題は人手不足によるチェック体制の甘さが原因である場合が多いのです。

複数の担当者が相互チェックで不正をチェックしているうちはいいのですが、担当者が一人しかいなくなると不正はやり放題となって止まらなくなるのはいたし方ないことです。

現に多くの人がお金に困ってくるということは、そういうことを意味します。

そして先を行くベネズエラに見られるように次第に人がいなくなり、軍や警察も維持できなくなると警察が活動を停止したりするのです。

よそはよそ、ウチはウチという発想


日本でも新型コロナウィルスで命が大切だという主張を見かけるのですが、実際、経済が止まっていると止まっている日数分、お金は稼げません。

ですが、年金や生活保護や医療費は毎日かかり続けるワケなのです。


そして、財政的な赤字が少ない国家であれば補償が可能であったり、経済を止めたりすることができます。

ですが、日本の場合は財政的に厳しいので経済を止めることができなかったり、補償をすることができないのです。

ツイッターやSNSにありがちなことなのですが、他国の事情はあくまで他国の事情であって、他国の財政事情によって解決が図られます。

そして、一番注意して欲しい点は、政治家の方は政治家という職業上、財政的な視点から財源を考えることができます。

ですが、どこぞの企業の社長やどこぞの偉い人なんかは、財政的なことを考えず、世界的に標準的なことを言います。

んで、悲しいながら、それをもっともとして、それに踊らされている人が多いのも実情です。

ですが、他国のことはあくまで他国のことなので、事情が違えば懐も違うワケなのです。

小学生のときにどうしてもファミコンを買ってもらいたくて、父親に、

  • 「みんな持ってるもん!」

って言った記憶がありますが、

  • 「みんなって誰よ?」

って言われ撃沈した記憶が思い起こされます。

つまり、新型コロナという状況や環境は同じなのですが、その対応はあくまで各国の財政事情に委ねられます。

そして、今回、レバノンはデフォルトし、新型コロナは分かりませんが中央銀行も燃やされましたし、通貨の価値も70%下落しました。

そして、今日、首都のベイルートが爆破されました。

崩壊

新型コロナの脅威もあるのですが、経済的な貧困の問題も深刻で自殺者は増え、殺人や強盗の件数もうなぎのぼりなのです。

んで、本当にどちらがいいのか?考えてみる必要があって、ですが、失業者は41万人も出てしまっているので、日本はどちらかと言うとレバノン路線しか残されていないような気がします。


いずれにしても高齢者や女性や持病を抱えている人には生きにくい世の中になりそうです。

んで、富はやっぱ奪い合いなのです。

んで、それは貧しくなれば貧しくなるほど、下品な奪い合いとなるのです。


警察が活動を停止したように…。

以上、まるでこの世の終わり レバノンの首都ベイルートが爆破された話でした。