レジ袋有料化を当事者意識で考える


レジ袋が有料化となりました。

そのニュースでエコバックを持参する買い物客の姿がニュースとなるのですが、実は誰も得をしない話です。

これも当事者意識として考えれば分かります。

私は以前、販売業で店長をしていましたが、レジ袋有料化になると、

  • レジ袋を持っているか?
  • どうか?

の確認のオペレーションが加わります。

  • 『レジ袋はお持ちですか?』

お持ちでなければ、

  • 『何円です』

で有料レジ袋のバーコードをスキャンして販売します。

この一つのオペレーションが追加で加わり、スムーズにいったとしても1分ぐらいは取られてしまうのです。

時給800円の1分あたりの人件費 13.3円、レジ袋は3円


時給が800円だとします。

  • 時給は1時間なので60分です。

  • 60分800円です。

  • 800円÷60分=13.33円

1分だと13.3円となることが判明しました。

つまり、このレジ袋有料化の確認作業と、なかった場合の有料レジ販売に13.3円最低かかり、1分以上かかればもっと費やす計算となることに老害経営者は気がついておりません。

つまり、たかだか3円の有料化レジ袋を販売するために、13.3円の人件費を投入している計算になるのです。

これが環境にいいものなのか?環境を守る為の費用として見ているのか?謎なのです。

裏ワザとして形だけの有料化とする


3円のレジ袋を販売するために13.3円の人件費をかけていたら赤字なので、私が店長だとしたらお店側で有料レジ袋を買ってしまい、そのオペレーションをやめ、形だけの有料化にします。多分。

よい子のみんなはマネすると解雇になるかもしれないから気をつけてね?

3円のレジ袋のためのオペレーションをするよりは、

  • 『コロッケが今あがったところです。ご一緒にいかがですか?』

とかやった方が、よほど売上が上がります。

たかだか3円であればお店側で損失をこうむってなかったことにした方がたくさん商品を販売できますし、時間が足りなくて残業ってことも防げると思うのです。

レジ袋有料化のオペレーションは、レジに並んでいる人全員に聞きますし、持っていても聞くかも知れませんし、聞いたとして忘れていた場合、取りにいく作業も入ったりするので、その間の人件費はたれ流しとなることは高齢化の地方であればなおのこと想定の範囲内だと思います。

ただでさえ人手不足で人手が足りないし、人件費も抑えなければいけない世の中なのに、老害経営者が多いせいか?なにをやろうとしていて、どこへ向かっているのか?

正直、もう僕にはよく理解できません。

これはお母さんの節約方法に似ていて、いっけん環境に優しいような取り組みに見えるのですが、実は販売する側は店員の人件費の問題も抱えていて、それは大きなロスになっていることを理解していなかったりします。

やはりお母さんのやることは優しさであふれているので何とも言いづらいのですが、しかしながらお店としては販売しなければいけませんし、お店の経営上の都合もあるワケだったりするのです。

そこでお父さんの登場なのですが、やはりお父さんは言いづらいので、ただ見守っているというのが老害国家 日本の病の縮図のような気さえするのです。

環境に優しいのでいいと微笑むのか?

いや、人件費がかかってしまいお店の経営が成り立たないと怒るのか?

今、レジ袋有料化をめぐって帰路に立たされている日本であったりします。

誰も何も言わないということは、やはり、みんな微笑んでいるという答えなのだと思います。

以上、レジ袋有料化はお母さんの節約方法みたいで誰も得をしないパラドックスの話でした。